PCでVPNを使いたいが、どれを選べばいいかわからない。この記事では、A8.net経由で国内利用者に人気の3サービスを料金・速度・日本語サポートの観点で比較し、用途別の最適解を提示する。
VPN おすすめ PC 比較【結論】
先に結論を出す。用途によって最適解が異なるため、以下の表を参考にしてほしい。
| サービス | 推しポイント | 2年プラン月額(目安) | 同時接続 | 返金保証 |
|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 速度・安定性・サーバー数でトップクラス | 約470〜570円 | 10台 | 30日間 |
| MillenVPN | 国産・日本語サポート完備 | 396円〜(税込) | 無制限 | 30日間 |
| Surfshark | デバイス無制限・コスパ最強クラス | 約298〜342円〜 | 無制限 | 30日間 |
※料金は為替レートやキャンペーンにより変動する。最新情報は各公式サイトで確認すること。
1位推しはNordVPN。速度・セキュリティ・サーバー数の三拍子が揃っており、PCメインのユーザーに最も向いている。日本語サポートを重視するならMillenVPN、複数デバイスをまとめて保護したいならSurfsharkを選ぶといい。
PCでVPNが必要な場面
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット通信を暗号化し、IPアドレスを秘匿する技術だ。PCユーザーに特に関係する用途は以下の4つ。
公共Wi-Fiでの作業。カフェ・コワーキングスペース・空港のフリーWi-Fiは、通信が傍受されるリスクがある。VPNを使えば、暗号化された通信路を確保できる。
在宅リモートワーク。自宅からVPN経由で社内ネットワークに接続するケースとは別に、個人PCで業務データを扱う際のセキュリティ対策としても有効だ。
PCゲームのラグ対策。海外ゲームサーバーへの接続や、プロバイダーによるゲームトラフィックの帯域制限を回避する用途で使われる。NordVPNのNordLynxプロトコルはゲームとの相性がいい。
海外ストリーミングの視聴。Netflix・Disney+など、地域によってラインナップが異なる配信サービスへのアクセスに使われる。ただし、すべてのサーバーで視聴できるとは限らない点は留意したい。
NordVPN ── PC VPNのスタンダード選択
特徴と強み
NordVPNはパナマを拠点とする老舗VPNサービスで、世界的な利用者数は1,500万人以上とされる。
サーバー数は111ヶ国・9,200台以上。接続先の選択肢が多く、混雑による速度低下が起きにくい。独自プロトコルのNordLynx(WireGuardベース)を採用しており、VPN使用時の速度低下を最小限に抑えている。
1アカウントで最大10台まで同時接続可能。PCとスマートフォン・タブレットをまとめて保護できる。
料金プラン
プランはベーシック・プラス・コンプリートの3種類。VPN基本機能はどれも同じで、付加サービスの有無で差がつく。
- 2年プラン(ベーシック): 月額約470〜570円
- 1年プラン(ベーシック): 月額約620〜770円
- 1ヶ月プラン: 月額約2,000〜2,060円
長期プランほど大幅に割安になる。通常はキャンペーンが常時実施されており、2年プランで最大75%OFF+数ヶ月の無料延長がつくことが多い。
ただし、更新時は初回割引が外れ、通常価格が適用される。解約→再契約で新規価格に戻す方法がある。
メリット・デメリット
メリット
– 速度・安定性が国内外の比較テストでトップクラス
– 9,200台以上のサーバーで接続先の選択肢が豊富
– 脅威対策Pro™(マルウェア・広告ブロック)がプラス以上のプランに付属
– 30日間返金保証つき
デメリット
– 短期プランは割高(1ヶ月プランは月2,000円前後)
– 更新時に料金が大幅に上がる(要注意)
– 日本語サポートは対応しているが、英語返答になるケースがある
こんな人におすすめ
PCゲームのラグ対策、海外ストリーミング視聴、公共Wi-Fiでのビジネス利用など、速度と安定性を最優先するユーザーに向く。VPNサービスのなかでも知名度・実績・サーバー規模が突出しており、迷ったらまずNordVPNで間違いない。
※詳細は公式サイトで確認してください。
MillenVPN ── 国産VPNで安心の日本語サポート
特徴と強み
MillenVPNは、レンタルサーバー「mixhost」を展開するアズポケット株式会社が運営する国産VPNだ。総務省への電気通信事業者届出(届出番号:E-28-03926)を行っており、日本の法律のもとで運営されている。
海外VPNでは日本の法的保護が必ずしも及ばない点を考えると、国産である安心感は大きい。サポートは日本語対応で、問い合わせのハードルが低い。
サーバーは72ヶ国・2,000台以上(140か所以上)。1アカウントあたりのデバイス同時接続台数は無制限で、公正利用ポリシーの範囲内であれば何台でも使える。
料金プラン
プランはサブスクプランとワンタイムプランの2種類。
サブスクプラン(30日間返金保証つき)
- 2年プラン: 月額396円〜(税込)
- 1年プラン: 月額396円〜(税込)※実際の価格は公式で確認
- 1ヶ月プラン: 短期利用向け
ワンタイムプラン(買い切り型)
期間終了で自動終了。返金保証の対象外なので注意。
更新時は初回割引が外れ、通常価格(月額約1,045円相当)になる。更新前に解約→再契約で初回価格を維持できる。
メリット・デメリット
メリット
– 国産・日本語サポートで初心者にやさしい
– デバイス同時接続無制限
– 料金が安い(2年プランで月396円〜)
– 短期旅行向けのワンタイムプランあり
デメリット
– サーバー数はNordVPN・Surfsharkより少ない(2,000台)
– 速度は大手海外VPNより劣る場合がある(4K動画では物足りないとの声も)
– ブラウザ拡張・Linuxには非対応
こんな人におすすめ
VPNが初めてで設定に不安がある人、日本語サポートを必ず使いたい人、コストを抑えつつ複数デバイスをまとめて保護したい人に向く。日本企業運営という安心感が決め手になるケースも多い。
※詳細は公式サイトで確認してください。
Surfshark ── デバイス無制限のコスパ最強VPN
特徴と強み
Surfsharkは2018年創業のオランダ拠点VPNサービスで、2022年にNordVPNを運営するNord Securityと経営統合した。EUの厳格なデータ保護規制のもとで運営されている。
サーバーは100ヶ国以上・4,500台以上。すべてRAM専用サーバーで、電源オフで全データが消去される仕組みだ。1アカウントでのデバイス同時接続数は無制限で、家族のPCやスマートフォンをまとめて保護できる。
クリーンウェブ(CleanWeb)機能を標準搭載。VPN使用中に広告・マルウェア・フィッシングサイトを自動ブロックする。
料金プラン
プランはStarter・One・One+の3種類。VPN基本機能はどれも同じ。
- 2年プラン(Starter): 月額約298〜342円〜
- 1年プラン(Starter): 割引率は下がる
- 1ヶ月プラン: 月額約2,308円
長期契約時の割引率は業界最安クラス。特に2年プランは月300円前後で使えるコスパの高さが際立つ。
返金保証は30日間。Android・iOS・macOSでは7日間の無料トライアルも提供している(3台まで)。
メリット・デメリット
メリット
– デバイス無制限で家族や複数PCをまとめて保護できる
– 長期プランの月額が業界最安クラス
– 4,500台以上のRAM専用サーバー
– CleanWebで広告・マルウェアを自動ブロック
– 第三者監査による安全性の検証済み
デメリット
– 速度はNordVPNより劣るとの比較結果がある
– サポートは翻訳対応が基本で、日本語ネイティブ対応ではない
– 短期プランは割高
こんな人におすすめ
PC・スマートフォン・タブレットなど複数デバイスを持つユーザー、家族でVPNをシェアしたい場合、とにかく安くVPNを使いたい人に最も向いている。NordVPNと同じNord Securityグループになったことで、技術的な信頼性も高まっている。
※詳細は公式サイトで確認してください。
3社 スペック比較表
| 項目 | NordVPN | MillenVPN | Surfshark |
|---|---|---|---|
| 2年プラン月額(目安) | 約470〜570円 | 396円〜(税込) | 約298〜342円〜 |
| 1ヶ月プラン月額(目安) | 約2,000〜2,060円 | 公式で確認 | 約2,308円 |
| サーバー数 | 9,200台以上 | 2,000台以上 | 4,500台以上 |
| 対応国 | 111ヶ国以上 | 72ヶ国以上 | 100ヶ国以上 |
| 同時接続台数 | 10台 | 無制限 | 無制限 |
| 日本語サポート | 対応(英語返答あり) | 完全日本語対応 | 翻訳対応 |
| 運営拠点 | パナマ | 日本(国産) | オランダ |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間(サブスクのみ) | 30日間 |
| 速度(評価傾向) | ◎ | △〜○ | ○ |
| 独自プロトコル | NordLynx | – | WireGuard対応 |
※料金はキャンペーンや為替により変動する。契約前に各公式サイトで最新情報を確認すること。
用途別おすすめ PC VPN
PCゲームに使うなら → NordVPN
ゲームにVPNを使う場合、最重要なのは速度と遅延(レイテンシ)の低さだ。NordVPNはWireGuardベースのNordLynxプロトコルを採用しており、VPN経由でも接続が安定しやすい。9,200台以上のサーバーから最適な接続先を自動選択するクイックコネクト機能も使い勝手がいい。
プロバイダーによるゲームトラフィックへの帯域制限(帯域絞り)を回避したい場合にも、NordVPNが機能する。
在宅ワーク・初めてのVPNなら → MillenVPN
リモートワークで業務データを扱う場面や、VPN初心者がセキュリティ対策として導入するケースには、MillenVPNが向く。国産・日本語サポートのため、設定でつまずいてもすぐに問い合わせできる点が大きい。
デバイス無制限なので、仕事用PCと個人用スマートフォンをまとめて1契約でカバーできる。月396円〜という価格帯もはじめの一歩として踏み出しやすい。
複数PCや家族で使うなら → Surfshark
自宅のデスクトップ・ノートPC・スマートフォン・タブレットをすべてVPN保護したい場合、接続台数制限のないSurfsharkが合理的だ。NordVPNは10台という上限があるが、Surfsharkは何台接続しても追加料金はかからない。
家族でアカウントをシェアすれば、1人あたりのコストをさらに下げられる。2年プランで月300円前後という価格は、国内主要VPNのなかでも最安クラスだ。
まとめ
- NordVPNは速度・サーバー数・安定性でトップクラス。PCゲームや高速通信を求めるユーザーに向く
- MillenVPNは国産・日本語サポート・デバイス無制限で初心者から複数デバイスユーザーまで対応
- Surfsharkはデバイス無制限かつ月300円前後という価格が突出したコスパ。複数端末・家族利用に最適
- 3社いずれも30日間返金保証つき。まず試してから継続を判断できる
- 更新時は初回割引が外れるサービスが多い。更新タイミングで解約→再契約の検討を
PCのWi-Fi接続に問題が出ている場合は、VPN導入前にまず環境を確認したい。パソコンだけWi-Fiに繋がらない Windows11の対処法やWindows11がフリーズする原因と対処法も参考にしてほしい。
参考情報源:
– NordVPN公式サイト(https://nordvpn.com/ja/)
– MillenVPN公式サイト(https://millenvpn.jp/)
– Surfshark公式サイト(https://surfshark.com/ja)


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